冬になると肌の乾燥を感じ、カサカサしてしまっている人が多いのではないでしょうか?
肌質にもよりますが、間違った洗顔方法や洗顔料が原因の場合があります
原因を探り、自分の肌に合った洗顔料や洗顔の方法をみていきましょう
乾燥した肌
そもそも乾燥している肌とは、どのような肌状態になっているのでしょうか
乾燥すると、どんなことが起こるのでしょうか
乾燥している肌とは?
乾燥している肌は、肌の水分が不足しバリア機能が低下している状態です
バリア機能が低下しているため、外部からの刺激をうけやすく、ダメージが起きやすい状態です
また肌に水分がないと、柔軟性がなくなり、さまざまなダメージをうけながせなくなります
肌のつっぱりを感じるのもこのためです
柔軟性のない肌は、うまくターンオーバーができなきなり、毛穴を詰まらせニキビができる原因になってしまいます
乾燥すると肌はどうなるのか
間違った洗顔をして、肌が乾燥している方が多いです。
肌が乾燥すると、毛穴が開いてしまう原因になります
また肌に油分が足りないと感じた肌は、必要以上に油分を分泌するので、余計にテカってしまうこともあります
また乾燥はシワやシミ、くすみの原因になるといわれています
洗顔料の選び方
洗顔料の選び方のポイントは、洗浄力の優しいもの、保湿成分が入っているものを選ぶようにしましょう
そして低刺激で肌にできるだけ、刺激をあたえないものにしましょう
乾燥した肌には、肌に必要な水分や油分が必要以上に洗い流されないように、保湿成分が配合されたものがおすすめです
また弱酸性や添加物が含まれていないものを選ぶとよいでしょう
主な添加物
・アルコール
・パラベン
・人工着色料
・防腐剤
・香料 etc…
上記のような成分のほかにもさまざまな成分があり、ある特定の成分が合わないという場合があります
どの成分に自分の肌が反応してしまうのか、把握しておくことが重要です
正しい洗顔方法
洗顔の必要性や、正しい洗顔の方法についてみていきましょう
洗顔の必要性
基本的には、洗顔の際に洗顔料を使うとよごれがきれいに落ちるとされます
しかし肌状態がひどい場合は、洗顔しないほうが良いという状況もあります
そのときおすすめなのが、洗顔料を使わないで顔を洗う「水洗顔」です
水洗顔は必要以上に、油分をうばわず、余計な刺激を与えないため、肌状態がひどい時におすすめです
しかし皮脂汚れや日中についた汚れを落とすためには、洗顔料を使ったほうが良いので、毎日の洗顔をおすすめします
ちなみに肌が乾燥していると、花粉などが肌につきやすいため、肌荒れの原因になりやすいです
これをしっかり落とさなことも、肌トラブルにつながりますので気を付けましょう
正しい洗顔の手順
1.手は清潔にしておく
洗顔前にはきちんと手を洗い、清潔にしておきましょう
2.しっかり泡立てる
直接肌に洗顔料をつけながら、泡立てて洗うのはNG
泡立てネットを使い、きめ細かい泡を作りましょう
泡がシャバシャバだとしっかり洗えず、逆に濃密な泡すぎると肌にダメージを与えてしまうので注意しましょう
大きさは両手いっぱいくらいが目安です
また泡立てネットよりも、専用の泡だて器が個人的にはおすすめです
3.肌に触れないように泡で洗う
優しく泡だけで洗い、肌には触れないようにします
ここで強くこすって洗ってしまうと、摩擦により乾燥の原因になります
頬が一番摩擦が起きてしまいやすいので、おでこやあごを意識して洗うと良いです
小鼻などの細かい部分は指先を使い、目元や口元は皮膚がうすく、皮脂の分泌も少ないので、よりていねいに洗いましょう
4.すすぎ
ぬるま湯(32度~36度)ですすぎます
洗顔ももちろん大事ですが、すすぎがもっとも重要です
お湯の温度が熱すぎたり、シャワーで直接流すのはNG
化粧をしていない洗顔であれば32度ですすぎましょう
顔につけると少し冷たいくらいがちょうどいいです
また生え際やフェイスラインは泡がのこりやすいので、しっかりすすいで下さい
20~30回ほどすすぐと良いです
5.タオルでふく
優しく顔についた水滴をふいていきます
この時も強くこすらず、肌にタオルを軽く押し当てるように水滴を取り除いていきます
この時使うタオルはごわついていないものを使用しましょう
またタオルに雑菌が繁殖している場合もあるので、ティッシュなどで水分を取ることもオススメです
熱いお湯で洗顔
洗顔方法で、すすぎが重要とお伝えしました
いくらいい洗顔料を使っていても、洗顔のときにゴシゴシこすったり、シャワーで直接泡を流してしまっては意味がありません
お風呂に入るときに、洗顔する方も多いと思いますが、シャワーの温度は何度でしょう
シャワーを身体にかけて温かいと感じる温度は、顔を洗う場合には温度が熱すぎます
温度の高いお湯を使用してしまうと、必要以上に皮脂を洗い落してしまいます
そうすると、肌は毛穴から皮脂を大量に出しテカリの原因になります
自称オイリー肌の方は、実は乾燥肌なんてこともあります
皮脂が大量に出ると、皮脂が毛穴につまり、角栓の原因にもなります
ほかにも、温度が高いため、肌に赤みやひりつきが出てしまうということもあるので、温度には十分に気を付けましょう
また冷水なども肌に刺激を与えてしまうので注意が必要です
洗顔の大切さ
スキンケアのなかで、洗顔はとても大切なプロセスです
洗顔がしっかりできていれば、そのあとの化粧水などのスキンケアも浸透しやすくなります
洗顔の方法を変えただけで、肌トラブルが解消できたという方がたくさんいます
もう一度、洗顔方法を基本から見直ししてみませんか?