フレンチブルドッグを飼う方のほとんどは、室内飼いを検討しているかと思いますが、ケージは必要なのか。サイズなども含めて、どんなものがいいのか気になりますよね!
ケージの必要性や選び方のポイントなどをご紹介します。
ケージとは?
そもそもケージとはどんなものなのでしょか?
サークルもありますが、基本的にはサークルは囲われているだけのものをいい、天井付きのものをケージといいます。
筋肉質でジャンプ力のあるフレンチブルドッグには、背の高いサークルや天井があるケージがおすすめです。
ケージ飼いメリット・デメリット
気温の変化などに弱いフレンチブルドッグを室内飼いしている人は多いと思います。フレンチブルドッグを室内で飼う場合、ケージは必要なのでしょうか?
結論として、外へ行く散歩の時以外はずっとケージで過ごさせることはNGです。それを踏まえてケージ飼いのメリット・デメリットを解説します。
- フレンチブルドッグの安心できる場所になる
- しつけがスムーズ
- 災害や入院時などでケージに慣れているとストレスを与えにくい
- 来客時などで役立つ
ケージ内を安心できる場所として認識させることが大切です。
またずっとケージ内で過ごさせることは、犬にとってもストレスになるので、家にいるときなどはケージの扉は開けておき自由に出入りできる状態にしましょう。
また子犬のうちは興奮しやすく、自分でうまくコントロールすることが難しいため、突発的な事故を防ぐためにもケージを使用すると安心です。
基本的にはお留守番の時などにケージを使用して、室内の危険なものからフレンチブルドッグを守りましょう!
- フレンチブルドッグがいたずらをしたときなど、バツとしてケージに入れるのはNG
- 閉じ込めるための檻ではない
- 大きくて置き場所に困る
ケージを設置するうえで一番の問題になってくるのは、置き場所かと思います。その場合はクレートなどで対応することも可能です。どちらの場合も、犬が安心できる場所になるようにしましょう。
おすすめのケージのサイズや高さは?
犬は基本的には、寝床の近くで排泄するのを嫌がります。しかし何時間もお留守番する場合、ケージ内でトイレを済ませなくてはならないため、ある程度の大きさが必要になります。
よくペットショップでは小型犬用の小さなケージやサークルがありますが、フレンチブルドッグには小さすぎるものが多いです。
ケージを選ぶポイントは
- ペットベットを置ける
- ワイドトイレを置ける
- 水を置く場所やおもちゃで遊ぶ場所
これらを置くスペースを確保できるくらいが望ましいです。
フレンチブルドッグが自由に行き来でき、ゆったり回れるくらいの大きさあると良いでしょう。
高さは60cm以上のものや、天井付きのものを選びましょう!
そして横幅は、お留守番が長時間になることが多いのであれば幅120cm前後の物だと、フレンチブルドッグもストレスなく過ごせます。
木製の物やインテリアに馴染むデザインもたくさんありますが、お手入れがしやすく使いやすいものだと「リッチェルのお掃除簡単サークル」がおすすめです。
「リッチェルお掃除簡単サークル」は、下のトレーが引き出せるデザインになっているため、お手入れがとってもししやすく水洗いもできます。また別売りで、天井(屋根)もあるので必要であれば買い足せるのもうれしいポイントです。
扉がスライドになっていて開けたまま固定でき、なにより開閉がスムーズです。
ワイドタイプのトイレも、横置き縦置きと好きなところに置けるので大きさ的にもおすすめです!
デザイン重視の方は木製もおすすめです!
※木製は噛んでボロボロにしてしまう可能性があるので注意が必要です。
フレンチブルドッグは半年で、成犬と同じ大きさになるので、子犬のうちは小さいものを選びがちですが、大きいものをはじめから用意すると後々買い換える必要がありません。トイレも通常はレギュラーサイズですが、ワイドサイズを選ぶことも検討しましょう。
どこに置く?
ケージの置き場所も安心して過ごしてもらうためには、しっかり考えてあげることも大切です。ポイントとしては下記のことに気を付けましょう!
・暑くなりやすい窓際は避ける
フレンチブルドッグは厚さが苦手なので、日当たりが良い場所でも必ず日陰などを確保してあげましょう。また、風通しがいいことも快適な環境に近づけるために重要です。
・人が良く通る場所は避ける
人が通る動線のそばでは、フレンチブルドッグも落ち着くことが出来ません。しかし極端に誰もいない部屋ではさみしさを感じ、かえってストレスを与えてしまうので注意。
必要であれば、リビングと寝室に分けておくこともいいでしょう。
またフレンチブルドッグの日々の様子を見ながら、落ち着かなかったり、居心地が悪そうであれば場所を変更してみましょう!
ケージはいつまで必要?
室内の環境が、フレンチブルドッグにとって、安心安全であればケージはなくてもOK!
小さい子供がいたりして、誤飲の可能性があるものを置いてしまう場合はケージを使用しましょう。
室内の環境がフレンチブルドッグにとって安全になるまではケージが必要と言えます。またトイレなどのしつけがまだ十分でない場合などもケージがあると良いでしょう。
パピーのうちは、ケージが必須だよ!
ケージで過ごす時間が長かったり、お留守番をさせた後は、おもちゃでいっぱい遊んであげることも大切!
さいごに
フレンチブルドッグのケージの必要性やケージ選びのポイントなどについて解説してきました。
ケージはしつけの面ではもちろん、フレンチブルドッグの安全を守るためには必要なものです。使用期間は短い場合もありますが、ぜひ命を守るためのものと思って使用してみて下さい。
最初だけだからと言って狭いケージにすることはおすすめしません。お留守番時間が長くなる場合はペットシッターなど別な方法も検討しましょう。
フレンチブルドッグと快適で安全な暮らしをしましょう!