突然ですが、私の息子はADHDです。そしてひどいアトピーと花粉症に悩まされています。
![](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0924-150x150.jpg)
ADHDなんて
わたしたちの時は
なかった
![](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0922-150x150.jpg)
![](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0922-150x150.jpg)
![](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0922-150x150.jpg)
今の子は
アレルギーの子が
多いわね
もちろん、このことに関していろいろな意見がありますし、環境も違うので何が原因とは言えません
しかし普段口にしているものが、そういったことの原因になっているかもしれないのです
ここではトランス脂肪酸が子供へどんな影響をあたえているのか、少しだけ見ていきたいと思います
トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングを作る際に植物油を熱して、脱臭する工程で出てくる脂質の一部のことです
ちなみに牛肉などにも天然由来のトランス脂肪酸が少しだけ含まれています
なぜ、トランス脂肪酸が騒がれているのかというと、天然ではほとんど存在せず、油脂を加工するときにできる不自然な脂肪酸だからです
トランス脂肪酸が含まれる食品
![ビスケット](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0822-300x225.jpg)
![ビスケット](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0822-300x225.jpg)
商品の裏側の表示を見ると、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、食用植物油などの表示があるものはトランス脂肪酸が含まれています
マーガリンは食べるプラスチックなんても呼ばれてますね
またコーヒーを買うと無料でもらえる、コーヒーフレッシュはトランス脂肪酸そのものです
ショートニングは、バターやラードの代用品として使われるため、お菓子類にはたいてい入っており、サクサクとした触感を出すのに使われます。
マヨネーズ ビスケット類 コーン系スナック クリーム フライドポテト 菓子パン
これらのもののほとんどに、トランス脂肪酸が含まれています
トランス脂肪酸フリー
健康志向やさまざまな影響から、たくさんのトランス脂肪酸フリー商品があります。最近中も退くされているココナッツオイルも代用品として人気です。
無添加やオーガニックのものを選ぶこともいいかもしれません
またアマニ油や、オリーブオイルなど油を見直してみるのもおすすめです
アメリカと日本のちがい
![バツ](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/shimarisu_C101511.jpg.webp?d=350)
![バツ](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/shimarisu_C101511.jpg.webp?d=350)
アメリカでは、2018年にトランス脂肪酸の使用が全面的に禁止されました
その他の先進国でも、使用を禁止している国が多いです
日本はトランス脂肪酸の表示義務もなく、特に規制もありません
これはトランス脂肪酸の摂取量が少ないからとされています
ただしメーカーによっては、トランス脂肪酸の低減に取り組んでいるところがたくさんあります
この取り組みにより、マーガリンよりもバターのほうがトランス脂肪酸が含まれる量が多い場合があります
![マーガリンの表示](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0819-300x139.jpg)
![マーガリンの表示](https://satolog-jp.com/wp-content/uploads/2022/03/IMG_0819-300x139.jpg)
またトランス脂肪酸のことや日本の規制については、農林水産省のホームページにて確認できます
子供への影響
![子ども](https://pixabay.com/get/gb9e084ea4281ed6fc0e070f20b9f13a25ef37ca3094575a71261de7e145b32ded6190239b129342cbcb3117155673ac6_640.jpg)
![子ども](https://pixabay.com/get/gb9e084ea4281ed6fc0e070f20b9f13a25ef37ca3094575a71261de7e145b32ded6190239b129342cbcb3117155673ac6_640.jpg)
トランス脂肪酸はその99パーセントが体内に吸収されるといいます
子こどもはまだ未発達なところが多く、さまざまな影響を受けやすいです
大人にも言えることですが、心筋梗塞や肥満、アレルギーのリスクが高まるとされています
また認知機能の低下なども研究によって明らかにされています
海外のラットを使った研究では、イライラや怒りの増幅、またはADHDのような症状が現れたとされています
アトピーなどのアレルギーの悪化 イライラなど攻撃性が高まる ADHDのリスク(多動性や衝動性) 情緒不安定(抗うつ) 記憶力、認知機能の低下
上記が主にトランス脂肪酸による影響としてあげられるものです
これはもちろん過剰に摂取した場合で、トランス脂肪酸だけが原因というわけではありません
妊婦への影響
![妊婦](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/YOU_DSC_0834.jpg.webp?d=350)
![妊婦](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/YOU_DSC_0834.jpg.webp?d=350)
トランス脂肪酸は妊婦への影響も大きいといわれます
骨盤を通して子供へと伝わり、低出生体重や流産などのリスクにつながるとの研究結果があります
また、母乳などからも伝わり、何らかの障害をこれから発症する可能性があると言われているのです
オメガ3
最近聞くようになった、アマニ油や、えごま油を知っていますか?
これらの油には、オメガ3が含まれており、良質な油と言われています
オメガ3は青魚に豊富に含まれている成分で、脳にいいとされています
トランス脂肪酸は脳に悪影響を与えるという研究結果があり、ADHDやキレやすいなどの問題行動は、こうした良質な油をとることで、改善されるかもしれません
またこの研究は、より若い人にあらわれたと言われているので、若いうちから気を付けてあげる必要がです
しかし取りすぎには注意が必要ですし、青魚の摂取には特に注意が必要なので、不安な場合は医師に相談しましょう
まとめ
冒頭に私の子供の話をしましたが、記憶をたどれば、お菓子は好きだし、パンも手軽でよく食べていました
それが多かったのか、それが原因でアレルギーやADHDになったのかはわかりません
しかしトランス脂肪酸の量を子供の頃から減らすことで、症状が20パーセント程まで改善したとの研究結果もあるので、気を付けてみてもいいかもしれませんね
現在さまざまなメーカーの企業努力で、トランス脂肪酸が含まれるといわれているものも、量が少なくなっているようです
極端にトランス脂肪酸はダメだと決めつけるのではなく、バランスのとれた食事を心がけることが大切ですね